梅干しは全国いろんなつけ方があるようですが
当地の名物、しそ巻きあんずはちょっと自慢。
子供のころは梅ノ木が庭にあって、熟して落ちたものを
拾ってそのまま食べると、甘酸っぱくて美味しかった記憶があります。
ちょうど梅雨も明けたころ、二つに割って種を取り、そこに塩をいれて
お日様に干すのです。
しばらくはお天気具合をいつも気にかけ、パラパラと雨が降り出したら
あわてて中に入れて、しっかり干します。
干し加減は家庭によってそれぞれ。
干しあがったころが、ちょうど赤紫蘇が大きくなるころ。
まず梅で砂糖を包み、それを紫蘇で一つづつきれいに包みます。
縁側に腰掛けて、手がお砂糖でねばねばするけれど、甘酸っぱいかおりが
美味しくなる予感。
そんな懐かしい自家製の紫蘇巻きあんずに、挑戦。
このところ、天気予報を見て梅を買ったのに、雨続きで思うように乾かない。
困ってしまって、ざるに広げたら下が乾きにくい。
そこで干し柿方式でやってみました。