明けましておめでとうございます。
年末年始、日本海側が大荒れの天気予報の中、
初めて、大晦日をホテルで過ごしました。
断続的に雪が降り、予報どおりの荒れ模様の中、
十和田湖のホテルで年越し。
冬の十和田湖は墨絵のようだと例えられるのですが、
初めてでした。
秋田県側、発荷峠から湖面までの狭くて急な曲がりくねったカーブを
車で降りるなんて、考えただけでスリップしそう!
弟一家と、ゆっくりおっかなびっくり、命がけで行ってきました。
湖は鉛色で、道の両脇の木々は、細い枝先まで雪が積もり、
確かに文字通り、ゾクゾクするような?美しさ。
すぐに日も暮れ、温泉につかり、ちょっと贅沢なお正月を迎えました。
今朝は珍しく青空も見え、さぞや綺麗な景色が・・・
と、期待したのですが、出発の頃は、曇り空。
気温もそれほど低くもなく、10時頃ホテルを出発。
来た道をそのまま戻るのもと思い、別ルートを。
小坂に抜ける樹海ラインを選択したのが大間違い。
まもなく猛吹雪に襲われ、車3台、ライトをつけても前が見えない。
道は確かに除雪してあるようだけれど、両脇はどこ?
引き返す事もできず、先頭の車にはぐれないよう、目を凝らし
1時間。
雪国ならではの、ドライブでした。
小坂の人家が見え始めると、ス~と雪が晴れ、見通しが利いて
さっきまでの緊張感は嘘のよう。
年の初めに苦難を乗り越えたような・・・
家について、ホッとして、選択を誤ったと大笑いでした。